「考えること」

広美

3月も半ばを過ぎました。
皆様お元気でお過ごしでしょうか?

先日、大谷選手の通訳さんの解雇という
衝撃的なニュースがありました。
今だに信じられない気持ちです。

人間って
どんなに良い人でも
余裕がなかったり、誘惑に負けて
「魔が差す」
という事があると思います。

大なり小なり、誰にでも
思い出したくもない
失敗があると思います。

衝動に駆られてつい言わなくても良い事まで言ってしまった、など…。

そして、起こってしまった事は
元には戻りません。

「私失敗しないので」

と言い切れる人は素晴らしいと思います。

そんな風に言える方は
大門未知子さんくらいしか思い当たらないですが…。

一緒の気の迷いで
人生は大きく変わってしまうのかもしれません。

科学者で思想家のパスカルさんの
有名な言葉に

『人間は考える葦である』
という名言があります。

この言葉だけだと
よくわからないのですが

続きがある事を知りました。

“人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である”

“よく考えることに努めよう。考えることにこそ、道徳の原理があるのだ。”

谷川俊太郎さんの『生きる』という
詩のなかにも言葉を見つけました。

「隠された悪を注意深く拒む」

衝動的になった時に
理性的になる事が大事なのかもしれないと思いました。

長くなりましたが
本日もお読みいただきありがとうございました。
    
               広美