広美

早いもので年の瀬となりました。

今日はクリスマスです。

皆様はどんなクリスマスを過ごしますか

先日たまたまテレビで
報道の日の記念番組を観ました。

その番組の中で
アントニオ猪木さんが
イラクへ乗り込み
人質の解放に尽力した
再現ドラマがありました。

大変勉強不足で
恥ずかしいのですが
そのドラマには
私の知らなかった事実があり
知らなかった猪木さんが居ました。

今まで
猪木さんに対するイメージは
武闘派であり肉体派
どちらかと言えば
荒々しい生き方をされた方
という印象を持っていました。

しかし
彼の人生を知るにつれ
優しく、時には弱く
それでも
常に真剣に生きた人なのだと
思うようになりました。

有名な『道』という詩があります。

“この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わずいけよ
行けばわかるさ”

アントニオ猪木さんの
この詩を読んで
高村光太郎さんの
『道程』という詩を
思いだしました。

高村光太郎さんの道の行く先が
パイオニア的な
エリート街道だとすると

アントニオ猪木さんの道の行く先は
ちょっぴり丁半博打的な雰囲気もあります。

偉そうな事を書くようで
恐縮ですが
人生って
常に小さな選択の積み重ねだと思います。

迷う時や
勇気の出ない時もあります。

そんな時に勇気を与えてくれる詩だな
と感じました。

長くなりましたが
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
 
               広美