広美 私想手記

本日で7月も終わりですね。

今まさに夏真っ盛りです。

普段はソフトクリームが大好きな

私ですが

この時期はかき氷に

心をひかれます。

子供の頃

橋を渡った先に

串団子やいなり寿司を

販売しているお店がありました。

お店の中には今風に言えば

イートインコーナーがあり

夏はそこでかき氷を食べるのが楽しみでした。

私の祖母は

時々ちょっとした身だしなみの

お買い物に出かけていました。

夏になると

呉服屋さんで夏用の半襟を買ったり

薬局に立ち寄り

化粧水や天花粉を買っていました。

生活感のある母の買い物とは違い

祖母の買い物が洒落ている気がして

私は自ら進んで祖母のお供をしていました。

そして、帰り道には

かき氷を食べに

連れて行ってもらいました。

店の名前は覚えていないのですが

私と祖母は

「橋のたもと」と呼んでいました。

窓際に風鈴が吊り下げられて

店内には

大きな扇風機と

ヒバの鉢が置かれていました。

あの頃は

エアコンなどは有りませんでしたが

扇風機と風鈴の音色とかき氷で

今よりも

夏を涼しく過ごせていた気がします。

ノスタルジックな思い出だから

そう感じるだけなのでしょうか。。

乱文乱筆ですがお読みいただき

ありがとうございました。

今月も心からお礼申し上げます。

                広美