広美 私想手記

遅まきながら
12月最初の日記です。

先日合同トライアウトが行われました。

今年もたくさんの選手が参加していました。
新庄監督をはじめとして
たくさんのプロ野球関係者も
埋もれている逸材を見つけるために
訪れていました。

限られた時間で実力を発揮することは
かなり難しい事だと思います。

そんな中でいざという時に
良いパフォーマンスを発揮できる人
というのはとても精神力が強く
恵まれていると思います。

しかし、そこには周囲の人との
関係性も大きく影響
いるような気がします。

かつて『野村再生工場』と呼ばれた
野村克也監督は

「再生工場の本質は自信の回復」

と話していました。

それと同時に本人の謙虚な姿勢や
努力が大切なのかなとも思いました。

私の好きなエピソードに
西武の辻監督のお話があります。

辻監督は選手時代に現役にこだわり
西武を退団しました。

その時最初に声を掛けてくれたのが
ヤクルトの野村監督だったそうです。

その後、もっと高い年俸で
誘ってくれた球団があったそうです。

しかし
先に声を掛けてくれたという理由と
野村監督のもとで野球を勉強したいという気持ちからヤクルトに入団したという事を知りました。

何となく辻監督のお人柄がうかがわれる
お話だと思いました。

もし、別のチームを選んでいたら
辻監督は
今とは違う野球人生を歩んでいたかも
しれないとも思いました。

人はひとつの言葉やひとつの出逢いで
人生が大きく変わる気がします。

新庄監督はトライアウト当日に
細かい部分まで選手を見ていたそうです。

新庄監督もまた野村監督に
可愛がられた1人です。

野村監督の選手を見極める力が
新庄監督に引き継がれていたら。。

そう考えると
ますます来シーズンのプロ野球が
楽しみになって来る
今日この頃です。

本日も野球の話題になりました。
長くなりましたが
お読みいただき
ありがとうございました。
              広美