広美 私想手記

冬の思い出

子供の頃
私は冬が大好きでした。

雪が積もると
雪かきなど親のお手伝いをしました。

私の家の前には川が流れていて

その川に次々と雪の塊りを落として行くのが快感でした。

また、家に石炭ストーブがあったので
定期的に届く
何十キロもの石炭を
小屋に入れる作業も好きでした。

石炭を運んだり、灰を捨てたりする作業も嬉々として行っていた記憶があります。

今考えると
達成感のあるお手伝いが好きだった気がします。

学校から帰ると
真っ暗になるまで外遊びの日々。。

あまり帰って来ないので
よくおばあちゃんが探しに来ました。

その度、高い所に居る
私を見つけはらはらしていました。

雪が深くなると

高い木に手が届いたり

屋根にのぼれたりする事が
とても楽しかったのです。

そんな私でしたので
毎年ひどいしもやけになりました。

雪遊びの代償は
とっても痛がゆいものでした。

今はすっかり寒さに弱くなってしまいました…。

雪遊びをしている子供を見かけると
昔を思い出して懐かしくなる私です。

本日もお読みいただきありがとうございました。
               広美